ーなるほどーそこから軸にいろんなものが始まってる。おむすび食堂しているのもそうだし、暮らしの保健室もそうだけれど元々は私達はちょっとした生活のサポートなんかを地域の方のためにしてたんだけど、福祉の方とのやり取りを聞いてたり、医療の方たちのやり取りを聞いていても、これ5年後のことを考えてる?とかって思っちゃうわけ。今相談に乗ってる相手の、例えば死ぬ間際のこととか、あと10年後のこととか、見てらっしゃるかなって言ったらちょっと疑問が残るわけです。それは今この瞬間のアプローチとしては悪くないのかもしれないけど、時間の軸を伸ばしてに見れば、違うアプローチがあると思うんですね。私達からしたら50代60代、70代ぐらいの相談に乗ってると、この後の何十年間も見ちゃうわけですよ。そうすると物足りないものが結構あって、例えば娘さんがお母さんの相談に来たとしても、お母さんのトラブルを解決しても実はその家自体が抱えているトラブルが見えてくる。お母さんのトラブルを解決しても5年10年したら娘さんが火を吹くんじゃないのと思うんですよ。それをねやっぱりね、黙ってられなくなってきちゃう。なぜかというと僕らは関わり続ける気持ちがあるからですよ。この人亡くなったり、要介護申請終わって福祉に繋いだら役目終わりっていうわけじゃないんですよ。娘さんの生活の再建どうすればいいのかとか、お母さんが亡くなった後の娘さんのよりどころってどうすればいいんだとかっていうのを考えちゃうわけです。そこでどうせ5年後10年後にまた相談に乗るんだったら、今力入れたって良くないって話ですよね。私達からしたら下手したら早ければ早い方が労力は少ない。そして効果的だし、お互いハッピー。そういう意味で医療福祉っていうの生活の基礎だから、そこをやらざるやらなくては、私達はきっとこの先に後悔するし、今やってる自分たちのいろんな活動自体が難しくなる。解決が早ければ早いほど、話は単純なんですよ。そうですね。うん。だけどこの娘さんが例えば今50代だとしたら、6070になって、もう身の振りようがなくなってから困りましたって相談に乗ってたら面倒くさいんですよ。今だったら一緒にちょっと仕事探して行こうよとかってできるじゃない。でももう仕事も今はできていないと。この先ひたすら生活保護でもいいけれども、20年ぐらい経つと、もう社会性全くない人が出来上がっちゃうじゃない。そういう人が完全に出来上がってから頼られるよりは、その前から肩組んでやった方が、いいでしょ。そういうつもりでいろんな活動をしている。