ー生存戦略とか言ってごめんなさい。そんな相談までされるんですね。ーしますね。長い目でみて相談に乗っていると今の社会の問題点というかひずみが全部現れていると思うんですね。昔は家族がいて当たり前、結婚するのが当たり前、子供が親の面倒見るのが当たり前。しかもある程度、それにプラスアルファ、稼ぎがあって資産があるのが当たり前。でもそれが全部条件として揃う人たちはこれから先の社会はそうはいないと思ってる。それを前提とした社会の組み立てと地域の再編をしないとただ困った人が地域にあふれると思います。基本はやっぱりお金で解決できないことも多いし、金銭だけでのやり取りで人の今の営みを維持するのは不可能だと思うから、みんなが自分の身を守るだけじゃなくて、隣近所の人をお互いに守り合うみたいな社会構成にしていかないと難しいんじゃないかなと思ってるんです。そのために積極的に人の縁を結んだり縁を作るっていうことをしないと、間に合わなくなる。今はいいんですよ今何とか成り立ってるから、でもこれから一番お金を持っている団塊の世代がどんどんなくなっていって、その下の世代になればなるほど、私達の世代とかになればなるほど、蓄財能力もないし、昔のように稼げる国でもないわけじゃないですか。なのでこれから先はいかに自分の身の丈に合った生活で周りと共同して生活していくかっていう仕組みに変えていかなきゃいけないと思ってるんですよ。そしてそのためには、ビジネスじゃない相談先が必要なんじゃないかなって思う。今の社会はおおかた全てがサービス化されていて、お金が介在してるわけじゃない。うちはそれをやらない存在が社会の中にあると便利だなって思ってるので、葬儀の相談されてきて年間数件はほぼお金がもらえない葬儀なんかもある。下手したら関わってお金を出すことだってあるぐらい。でも同じようにするよ30万くれる人と0円の人で差はつけないから。他には一人暮らしの方の身元保証人とかにもなってるのね。あと入退院するときに入院するときには身元保証ってのがいるんですよ。基本的におじいちゃんが一人暮らしで家族がいないと、入院するときにも投資を誰がしてくれますかって言われるんですね。確かに社会福祉協議会とか他の福祉団体もやってくるんだけどお金取るわけで、それが払えないと生活保護して何とかやりますかとかってなるわけだよね。それが悪いとは言わないんだけど、ただ昔だったら隣近所の人がしょうがね俺がやってやるよって言ってたものが、他ないんですよ、選択肢全部サービス化されてお金が介在するようになっている。それってやっぱりなんかね今の僕らからするとちょっと世知辛いなと考えている。だから私達は今いろんな活動をするし、お布施をしてくださる方にいつもいただくときに、これは東光院の収益ではなくて、東光院の活動原資ですよ、活動支援金だと思ってくださいね。今回あなたから葬儀のときに30万円いただくかもしれないけど、その30万円は別の人に吐き出すことだってありますからねっていう説明をしているんですね。