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#3216
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町内会と大農の関係を整理する。大農は町内会からポンと切り離された別組織ではなく、町内会の中で知り合った人たち同士のつながりから発生し、そこからはみ出したもので、半独立的だが結局は『町内会ありき』だという。会長・副会長・会計・監査といった役員も内規も一切ない、生前界のように境界が曖昧な集まりだと述べる。
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#3215
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大農の規模を語る。LINEグループには約30人が入っているが、実際に何かを企画し中心的に動く人は約10人ほど。残りはお手伝い的なスタンスの人で、なんとなくグループに入っているだけの人もいる。中心の約10人として福島君・石川さん・盆踊りを始めた女性の福島さん・梅田新(見越会会長)・栗原さんらの名が挙がる。
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#3214
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佐々木が自身の参加動機を語る。地域のために身を粉にして働きたいという犠牲精神はまったくなく、あくまで個人的なメリットがあるからやっているという。個人事業主で一人で仕事をしているため協調性やスケジュール調整のスキルが欠落していくのを、イベント運営という一つのプロジェクトを通じて補える点、また普段交わらない小学生・高齢者・子育て世代など多世代と接する機会が作れる点をメリットに挙げる。突き詰めれば皆それぞれメリットがあってやっているのであって、犠牲精神は消えていくと述べる。
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#3213
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大農の活動には基本的にお金が発生しないと語る。場所は地元の公園や台町会館を地元利用として無料で使い、町内会から予算はもらうが人件費には使わない。手伝ってくれた人にはバイト代ではなく冷たい飲み物を出す程度。個々人が職能のリソース・スキルを持ち寄り還元しながら、お金をかけずにやれる規模で、かつ町内会ではやらないようなことをやる活動だと僕が整理し佐々木が同意する。
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#3212
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盆踊りの再開を語る。台町の盆踊りは踊れる人・引っ張る人がいなくなり約10年中断していたが、盆踊り好きの移住者・福島さん(女性)が引っ越してきて『やりたい』と言い出したことで再開した。実質のリーダーはその福島さん。カラオケ大会と連日セットにしているのは、ステージを組み立て・バラしを二度やらずに済ませる合理化のためだと説明する。
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#3211
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大農の具体例としてフリーマーケットを語る。台町に住む一般住民がやりたいと言い出したが台町会館の借り方や場所の取り方が分からず、しょっちゅう会館に出入りしていてノウハウのある佐々木が手伝って実現した(10月開催)。出店は基本的に台町住民。定期開催ではなく、今後続くかは未定という単発イベント。
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#3210
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大農の運営モデルを説明する。大農という大枠の中に複数のプロジェクトが自然発生的に立ち上がり、それぞれが勝手に進む。佐々木がすべてを率先して引っ張るのではなく、地域の人の『やりたい』という声を拾って、いるなら手伝ってみようという形で実現している。リーダーだから発言権・決定権があるわけではないと述べる。
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#3209
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佐々木がリーダーになった経緯を語る。地元(台町)に住んでいる歴が長いため、いつの間にかリーダーになっていたという。彼は移住者ではなく生まれも育ちも台町で、周囲が顔を立ててリーダーにしたのだろうと述べる。
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#3208
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佐々木が『大農(ダイノア)』を説明する。町内会の中の青年部会的な有志の集まりだが、ちゃんとした名簿や会計があるわけではなく、LINEで繋がっているだけの緩い組織で、町内会とは別の有志グループだと語る。
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#3207
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ParkLifeの新規従業員・次郎さんに取材アポを取った。次郎さんは今年5月から大磯に移住してきた人物で、養蜂・畑・養鶏を自分でやり自分の食べるものを自分で作る志向。saloで料理部員としても働いており、個人が始める複合文化施設に関心があるという。
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#3206
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昨年(2024)は盛んだった細川さん(二宮の自然農の農家)とParkLifeの野菜↔卵の交換が、今年(2025)はぱたりと途絶えているという動的変化を観測。細川さんは駅前のオーガニックスーパー『ほっこり』に野菜を卸し、売れ残りを引き取った帰りにParkLifeへ寄って卵と交換していたが、今年は全く来ていないという。
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#3205
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ParkLife養鶏場では飼料(鶏・ヤギの餌)が各所からの交換・無償譲受で成り立っている実態を確認。農家から芋づるを大量にもらい、ビール製造所からホップのカス、他に小豆のカス、平塚のパン工場からパン余りをもらって発酵飼料に使っている。人・物・情報の流れとしては(生活面では)交換様式Cが多い中、餌のための非貨幣的な交換が多数あった。
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#3204
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2年前に開業したParkLife養鶏場(桐原夫婦)を再訪。前回(2024年5月に島さんが藤原と手伝った時)より、経営者(共同運営者)が3人増え、すべてDIYで運営、従業員を3人新規雇用しているなど、拡大成長しているのを確認した。島さんは自分が把握している情報からの差分を測る目的で訪問した。
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#3203
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海そばの店主・小林さんにインタビュー。取材してきた人たちが皆ここに通うためハブ的存在ではと踏んで臨んだところ、小林さんは元々東京で5店舗のラーメン店を経営していた資産家で、金は使わない・人付き合いは苦手(バーベキュー等も行かない)という人物だった。二宮などの面白い飲食店を教わった。
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#3202
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花農家の大島さんと酒を飲みながら、大島さんの物々交換ネットワークを聞き取った。大島さんの子供が通う陶芸家(岡本智太郎・平塚の著名な陶芸家で大磯の子はみな通う)の陶芸教室の月謝2ヶ月分の代わりに、大島さんが育てた花を仕入れたり和菓子(勤め先の小田原の和菓子屋の売れ残り)を渡したりする物々交換をよくやっているという。
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#3201
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同日のやっほーで取材アポを合計3件獲得。(1)矢車さん=パタゴニア勤務で子連れ来訪、(2)上倉さん=元大磯町(PTA/町議関係)で大磯港の売れない魚・野菜を小学校給食に使うよう尽力した人、(3)大磯在住のKEEN社員。
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#3200
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夜やっほー(子供食堂)で、アウトドア靴メーカーKEENの社員3名がボランティアに来ていた。社の社会貢献コース(年間ノルマ制・こなすと手当が出るインセンティブ)で来ているものと分かり、これを柄谷の交換様式A/Cのどちらと捉えるか(社員視点ではC=手当を得る労働/会社視点ではA=社会資本のためのリターンなき活動)を松川さんと議論した。
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#3199
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退去時に芦川酒店の屋上へ置いたままにしていた解体材のゴミが未処理で残置されていた(会議所/買い組の人が処分してくれるはずが実施されていなかった)。島さんが自分でゴミを片付け、勝手に置いていたことを関係者全員に謝罪した。
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#3198
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島さんが自分の住んでいた芦川酒店の2階(退去済み)を約2〜3ヶ月ぶりに訪ねると全解体されていた。古井さんらが新設するNPO法人の事務所にするためのリノベーションが解体と同時進行しており、解体は平塚の大工『海組(かい組)』が担当していると確認した。
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#3197
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真鶴の書店『道草書店』の紹介。本屋つながりで、隣の真鶴町にある道草書店を勧める。いわゆる独立系書店の括りに入らなくもないが、より公共性・コミュニティ性が高い性格の店で、真鶴出版とは別の主体。とても素敵な店だと推している。あわせて、店の隣には神社が運営するカフェがあり、かつて小田原を走っていた路面電車が今そこに展示されていると語る。
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#3196
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小田原の近隣プレイヤーの紹介(3)。『コーナー(CORNER)』はオルタナティブなポップアップ/イベントスペースで、八谷さんが主宰。八谷さんは東京から小田原に移住してきた組で、元々はCM制作などの仕事をしていた。コーナーでは音楽イベントを開いたり、カフェっぽいこともしている。書店同様に不定期寄りだが、より明確な営業カレンダーを出していると語る。
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#3195
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小田原の近隣プレイヤーの紹介(2)。『マホラ』は書店の目の前にある店で、共同運営者・鈴木美咲の実の弟がやっている。加えて『カタちゃん』のギターショップがあり、ギターの修理や出演/ライブイベント、軽音楽の部活動的な活動を楽しそうにやっていると語る。
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#3194
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小田原の近隣プレイヤーの紹介(1)。雑貨屋『セント(SENT)』はハタちゃん(畑ちゃん)が営む店で、本人は九州出身。ただの雑貨屋にとどまらず、いろいろな店を集めるイベントのオーガナイザーもしており、後述の根府川『ワーケーションハウスU』にも関わる。書店のすぐ近所(まっすぐ行った先)にある。
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#3193
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『隙間』論=自分で何かをやりたい人にとって西湘には隙間(物理的・心理的・家賃的な余地)があるという語り。東京圏では人口規模と行政が回してくれるため個人が動かなくても成立するが、こちらは隙間があるぶん『自分でやった方が面白そう/早そう』と考えやすい。加えて、大きすぎる都市では持ちにくい『この町へのコミットメント(顔の見える範囲)』を持ちやすいことが、店や活動を始める土壌になっていると述べる。
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#3192
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西湘(平塚以西)の地域性についての語り。東京への通勤を前提としたベッドタウン圏(平塚・町田など)と、そこから『離れられる/怪しい』グレーゾーンとしての小田原以西を対比。小田原は新幹線で品川30分と都内より通いやすい面もあるが、日常の空気感・行ける場所を含め東京圏とは異なる、と地域の実感を述べる。聞き手(島)の『平塚より西に自分で拠点をつくる人が多い』という観察に応答する形で展開。
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#3191
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イベント出店を続ける動機・経営方針。店は人通りの多い立地ではなく、平日はほとんど人が来ない。だからこそ各種イベントは店を知らない人に知ってもらう場であり、また自分で何かをやっている人同士が集まって『一緒に何かやれますか』という関係が生まれる場でもある。そのためライブやイベントにはなるべく出たいと語る。
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#3190
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神奈川県の独立系書店イベント『本は港』への参加。神奈川県の独立系書店や小規模出版社が集まる比較的大きなイベントで、横浜で開催、次回は12月。第1回から声をかけてもらい毎回参加していると語る。
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#3189
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近隣の老舗書店・平井書店との関わり。平井書店は創業130年ほどの小田原の古い町の本屋で、話者の店内に『店長の本棚(平井書店の本棚)』が置かれている。平井書店の『ブックマーケット』というイベントに書店として参加し、『2030年代に本屋がなくなる』という趣旨の本をテーマにしたトークイベントにも声をかけてもらい登壇したと語る。
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#3188
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運営3人の出自。話者は隣の南足柄市出身、共同運営者の鈴木美咲は小田原在住で、3人とも同じ小田原の高校の同級生(高校時代からの友達)。大人になって東京に住むなど各自の経緯を経て、今はタイミングが合って小田原で一緒に店をやっていると語る。
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#3187
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営業形態の説明。週5日開けており、3人がそれぞれ別に仕事を持つため2週間ごとにシフトを組み、定休日は固定していない(不定期営業)。店には2人いるときもあるが基本は1人体制と語る。