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日付不明
#3041
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移住の決断と開業。半田はコロナ流行と妊娠を機に新宿(歌舞伎町の近接環境)を離れ、リモート勤務が可能な夫と別の場所へ。昔大磯に住んだことがあり(生まれは茅ヶ崎/富士方面で転々)、見に来て気に入り家を先に決めた。店は保育園に近い方が楽で、元文房具屋のシャッター物件を管理人に直接借り、天井を抜き板を張るなど夫や男手を借りてDIY改装した(当時は知り合いゼロ、店を始めてから人と知り合った)。
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日付不明
#3040
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移住の来歴(前職・東京フラワー)。半田は新宿区在住・勤務で、就職は花屋のみ、曙橋(明け物橋)最寄りの角の花屋『東京フラワー』(フジテレビ膝元、テレビ番組にも登場)に勤め、6年ほど前に揉めて退職。その店がなければ今の店はないと語る。島は自身の実家が中野町(新宿区界隈)で、配達で東京フラワーに何度も行ったことがあると気づき、店まで分かる客は初めてと半田が驚く。
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日付不明
#3039
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生業の断面(結婚祝いの受注)。取材中に来店した客(安倍川氏)から、11月7日(金)夕方5時ピックアップで結婚祝いの器付きアレンジメントを、総額7000円(税込)、淡くない少し濃い色合いで受注。半田が電話番号を控え対応する、花屋としての日常業務が記録される。
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日付不明
#3038
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小田原とのつながりの起点。半田は小田原の大きな雑貨屋『CNT(セント)』のセントさんに最初のマーケット出店を誘われ、それが小田原コミュニティへのファーストコンタクト。根府川の『ワーケーションハウスU』(元庁舎を民間運営、コワーキング的)で半年に一度のローカルマーケットが開かれ、そこにも呼ばれた。以後南十字とも親しくなった、と語る。
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#3037
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本・レコードの委託と南十字・真鶴出版。烏には岩佐・宮崎ら建築系の本、ハギソー/真鶴出版(マナヅル出版)の刊行物、南十字(書店)の選書が時期により並ぶ。ブックマルシェの際は南十字の本を全面展開。半田は本屋を呼ぶなら南十字一択だと述べ、縁は南十字開業初期からで小田原経由だと語る。
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#3036
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烏の店づくり(最小複合文化施設)。花屋だけだと客が既にふるいにかけられるため、レコード・本・花瓶・グッズを併置し『花軸じゃない視点で立ち寄れる店』を志向。初心者DJ会(花をどけてターンテーブル設置)、コーヒースタンド等のイベントも催す。置く本やレコードは貸し棚(募集)ではなく基本自分が良いと思ったものに直接コンタクトして並べる、島は『最小複合文化施設』と評する。
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#3035
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半田さんの名乗りと物々交換観。店主は『半分の田んぼで半田(ハンダ)』と名乗る。半田は自分は物々交換に強くないとしつつ、犬連れの客に触らせてもらう、買わずに話していく、手伝いといった非貨幣的なやり取りはあると認める。烏を始めた時から『内向き(悪い意味でうちは的)』にはなりたくないと考えていたと語る。
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#3034
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研究仮説(交換様式)。島は柄谷的な交換様式A(物々交換/互酬)・B(国家/再分配)・C(貨幣とサービス)の先にDがあるという枠を引き、大磯・西湘ではD的な社会がすでに芽生えているのではと述べる。器の日・スタジオ・朝子・マクラシ・宮坂カーファーム・杉山らが緩くつながり、耕作放棄地のみかん収穫、養鶏場手伝い(卵と野菜の交換)など、貨幣だけでない循環で自立・分散・協調が成立しているとの予感を語り、烏という店の中の交換も知りたいと切り出す。
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#3033
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取材の枠組み(島の自己説明)。島はピンマイク・スマートグラス・GPSレコーダーで映像と位置情報を常時記録し、後から情報を紐づける手法を採る。慶應SFCで建築の緩い設計課題(敷地・用途自由)で大磯の作り手30〜40人に話を聞き、空き家活用システムを『2040年の大磯本』(湘南スタイル青少年本のオマージュ)として提出したのが起点。以後、建築と雑誌編集を接続し、XデザインでDBから雑誌が自動生成される仕組みを制作。目的なき取材で人・物・事・情報の単位でデータベース化し関係性をつなぐ、と語る。自称『コンマジロー(デジタルのエスノグラフィー)』。
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#3032
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『器の日』の運営構造。実行委員は7〜8人で入れ替わりが激しく、現トップは浜田さん。原型は友太郎・大島・原ら陶芸家4〜5人が始め10年ほどで現在の規模に。原・大島はもうやっていない。ボランティア(茶碗隊)と実行委員がいて、無給でも熱心に動く。島は今年ちゃんと働きながらインタビューを多くしたいと語る。大磯芸術祭とは別枠(器の日は不参加)。
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#3031
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大磯の観光と作品の『向け』。友太郎(岡村友太郎)のうさぎ・熊シリーズが中国で人気で、大磯の店で中国人が買い占めたと聞く話。朝子はインバウンド(中国人)向けに黄色・ピンクのポップな作風の作品を用意している。西野さんの宿(止まれる宿)には中国・韓国からの宿泊客やオーストリアの若い女性客も来る。鎌倉は高いのでこちらに流れてくるのではという推測。
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#3030
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『器の日』の作家誘致。今年は逗子から二宮に移ったばかりの女性作家・青柳さんの器を店主が自ら声をかけて並べる。青柳はアメリカの釉薬を使い、皿やマグを本職で作る。島は共産(=器の日の広告ガイドブック、一枠一万円)や、朝子さんのアトリエ(The Studio Oiso)も参加する話を確認する。
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#3029
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取材の場面設定。島(僕)が花屋『烏』を再訪。翌日からの『器の日(うつわの日)』搬入準備の最中で、店主(半田さん)が器を棚に並べていた。冬型の営業開始期で店を『冬部屋』にする話、器を割らないよう緊張する話が交わされる。島は来週スポットで次郎さん(ParkLife)を手伝いながら話を聞く予定だと述べる。以前は傾斜地に草・ウッドチップを敷きヤギを入れるなど肉体労働を島が手伝った旧交にも触れる。
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#3028
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真鶴のカレンダー文化と物の流通。道草書店は翌日から地元デザイナー『ユイガヤさん』(ASR)のカレンダーを販売開始する(真鶴ではこの店だけの取り扱い)。真鶴には町の絵を描いたカレンダーが複数あり、どの店にも置いてある系統(山田さん/マナズル出版が作るカレンダー)とは別系統。真鶴はカレンダーが多い町。取材はちょうどその販売準備中に行われた。
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#3027
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取材候補のレコメンド(テレフォンショッピング式の連鎖)と大磯の政治的自治との対比。僕は『大磯はPTA会長→町議会に行くなど自分たちで町の政治をする動きが盛ん、事務所も開かれる』と語り、真鶴/二宮の移住者像を尋ねる。中村が挙げる真鶴の移住者=岩(いわ)のハンバーガー屋さん(移住者)、旦那が別の町に勤め妻が町で子ども対象イベント/コミュニティを運営する家族、正体不明で何をしているか分からない層。取材候補として、二宮の『遊びの庭』(個人が運営するマルシェ的活動=中村が二宮とつながった縁)、屋台で焼き鳥等を出す人物などを紹介。僕は情報の少ない二宮への関心を示す。中村は『ブレンドの杉尾さん』にマルシェで紹介された話にも触れる(=杉山大輔136との同一性はQ3)。
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#3026
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選書の方針。ジャンルは絞らず、店として町に開くため個人(の書き手)も含め幅広い分野をカバー。ニッチな分野でも興味を持ってもらえるような『普段使い(普段的)』の選書を心がける。店主自身の趣味でサッカー/戦術本コーナーもあるが、店の本のキャパの都合であまり揃えられていない。土地(出店先)に住む人がどんな人かをイメージしながら採集(選書)する=選書は土地の読み替えという編集実践。
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#3025
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南十字(最寄りの同業)との関係と、独立系書店を巡る観光客。道草書店の開業は同年6月、南十字は同年10月で同時期の『同期』。独立系書店として最も近隣で、イベントで一緒になることが多く、休みの日に互いの店に行くこともあり、つながりは深い。客の相互送客もあり(南十字から道草へ、道草から南十字へ橋渡し)。本屋巡りをする客は多く、その多くは遠方からの観光客(全国の独立系書店を巡る層)。以前は青春18きっぷで来る客が多かったが、仕様変更(連続日使用化・バラ売り不可)で減った。
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#3024
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非貨幣的交換(お裾分け・互酬)の実際=非統合型の移住者。僕が『マナズルのネットワークで中村がどんな金銭外の交換をしているか』を問う。中村の答えは、お裾分け(柑橘・みかん・菓子など)はいろんな人からよくもらうが、それに本を返すといった物々交換はほとんどしない、というもの。移動本屋期は自分にも自由な時間があり手伝いに行けたが、今は『この店を守ることで精一杯』で、金銭の代価のやり取り以外に自分のリソースをよそへ提供する余裕がない。近所のおじさんが庭の草刈りをしてくれたらコーヒー一杯を出す程度の互酬はあるが、日常的な循環にはなっていない。
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#3023
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真鶴の移住者論と地元との関係。真鶴は移住者が増加中で、家族連れ・子連れが多い(娘の同級生にも同時期移住組が複数)ほか若い単身移住者もいる。増加はコロナ最中のリモートワーク普及が契機。真鶴は漁師町だが排他的な印象はなく、ゴリゴリの地元の人でも移住者を受け入れてくれる(人によるが)。僕は対比として、以前来た真鶴っ子(地元)がキャンプ好きで荒めだが外から来る人に外交的だったこと、大磯の漁師町が四代続く濃い共同体だったことを挙げる。中村は自分が商売をしていることを快く思わない人もいるかもしれないが、疎外されている感じはしないと語る。
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#3022
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出張販売の実際。店舗販売が主だが出張販売も月1程度(取材月は3回)継続。近年は先方からの依頼(お声かけ)ベース。行き先は旅館・ホテル(宿泊客向け販売、朗読会や読み聞かせイベントを併催)、老人ホーム/ケアホーム(普段書店に行けない読者向け)、マルシェなど。以前は呼ばれれば全て行っていたが、1冊も売れない場所もあり商売として厳しいため、最近は収益性も重視して出張先を選別している。
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日付不明
#3021
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店舗の設計と象徴的ファサード(屋根)。設計は東京・杉並の設計事務所『ニヤアーキテクツ』(竹井さん)に依頼。つながりはなく、要望を入力すると合う設計事務所が一覧化されるマッチングサイト経由で複数案から選定。設計者は真鶴を気に入り、真鶴の理(まち)の条例にある『守りの屋根』を意識した外の屋根をデザイン。前面の道がカーブしているのに合わせて屋根もカーブさせ『建物と町を調和させる』というメッセージを込めた。大きな看板でなくデザインで店を示す狙いで、この屋根が撮影スポット化しSNS拡散にも寄与。什器も一つ一つ各地を探して集めた。2階は防犯上オブリ(=曖昧に)しつつ自身が居住(制限時間ゼロで楽)。真鶴で昔から商売する人は2階居住が多い。
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#3020
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移動本屋の経営論とネットワーク形成戦略、そして開業採算。移動本屋自体は経営的に成り立たない。しかし『よそ者がいきなり店を開く』よりも移動本屋で1年半各地を回りつながりを作ったことが、店舗開業時にクラウドファンディングへの協力・店作り(食べ塗り等)の手伝い・常連客化として生きた=移動本屋は次のステップ(店舗)への地ならしだった、と中村は総括。実際に店舗を作るには銀行融資と事業計画書が要り、移動本屋期の手応え(想定以上の客足)と、かつて真鶴に小屋(小さな書店?)があり潜在的な客層がいたことが後押しになった。人口6500人の町で独立系書店をやるのは難しく、南十字も含め皆ギリギリ/本業を別に持つ、と語る。
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#3019
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真鶴↔大磯/二宮の飛び地的つながりの実態(中村視点)。僕は『地形的に離れているのに関係がありそうな真鶴と大磯は具体的に誰がつながっているのか』を問う。中村の答えは、自店のつながりは主に大磯ブックマルシェ(オイソのブックマルシェ)への出店参加に限られ、主催者は知るが個人商店と直接深くつながってはいない、というもの。飛び地的接続は『雰囲気の相似』として感じられるが、中村自身は具体的な二宮/大磯の個人店と密な関係は持たないと明かす。
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#3018
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東海道沿線の圏域論(本セッションの核データ)。僕が『大磯/二宮は密接な小共同体が多く(畑・改築を皆で助け合う)、井上(=大磯?)は個が強い自由業、国府津・小田原まで行くと本業サラリーマンの副業層が多い』という圏域仮説を提示。中村は『東海道沿線は降りる駅ごとに町の雰囲気も人も全く違う』と同意し、真鶴も個人経営者と小コミュニティが多い点で大磯・二宮と親和的だが言語化は難しい、それぞれの土地に住む人は似た者同士になる、と応じる。中村は移動本屋の選書を土地に合わせており、二宮は子育て世代・若い移住者が多いので絵本やライトなエッセイを持参する、と生業の実践から圏域差を裏づける。
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#3017
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移動本屋の生息域=西湘全域。最初は真鶴町内で個人商店の軒先を借りて出店、範囲が広がり隣の伊賀原(=真鶴/湯河原方面?ASR要確認)から声がかかり、最終的には神奈川県全域(横浜でも出店)へ。ただし日帰り出店ゆえ行き帰りを含め遠すぎない範囲=二宮・小田原・湯河原あたりが多く、西湘地域には頻繁に出店していた。
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#3016
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移住から開業までの時系列。元々東京都心(2歳の娘あり)に住んでいたが、もう少し地方で子育てしたいと移住を決意。長野・群馬など北を探すも決め手なく、東京から意外に近い真鶴にドライブで偶然立ち寄り一目惚れしてすぐ移住。移住は2020年1月(コロナ直前=2〜3月に感染拡大)。町に本屋がなく、夫婦二人でできる生業として本屋を選ぶ。移住半年後(2020年秋)に移動本屋を開始し約1年半継続、出店場所を告知で追う不便さから拠点(店舗)が必要と判断、物件を探しながら続け、2022年6月に店舗を開業。店舗運営が主だが出張販売も継続中。
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日付不明
#3015
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取材対象の確定と来歴。店は真鶴の『道草書店』、店主は中村武夫(なかむら たけお)。生まれは東京・杉並、幼少期に横浜へ移り横浜が最も長い、就職後は東京、藤沢に住んだ時期もあり、結婚して東京、そこから真鶴へ=ほぼ東京か神奈川。本業(生業)は整体士(ASR『生態士』)で、勤めでいろいろな店舗を回っている(書店とは無縁の仕事)。年齢は51歳ごろ(ASRの話者交錯で要確認)。妻と二人で営む。
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#3014
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取材の枠組みと『真鶴が飛び地的につながる』観察。僕は自身の取材を『目的なき取材/テレフォンショッピング(テレフォンショッキング)形式』=会った人に次の面白い人を紹介してもらいネットワークを泳ぐ方法だと説明。大磯(オイソ)で会話した人の口から真鶴の名がしばしば出る(真鶴のTe Handleさん/駅前のティーハンドル、マナズル出版の宿泊施設に紅茶を卸す等)、大磯と真鶴は構図(=国府津)を挟んで断絶しているのに飛び地的につながる、と語り合う。中村もこれに同意し、自店も以前は二宮での出店が多く西湘とのつながりがあると応じる。
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#2970
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取材の締めと今後の関係。僕は、これまで岡村さんやパークライフなど自営業のプレイヤー(現場側)から『なぜ大磯に来たか/誰とつながっているか』を聞いてきたが、亀倉からは町役場・議員というトップ側の俯瞰的な視点や町の歴史を聞けて良かったと総括。古井さん(古井昇空・キーパーソン)の厳しさ、古井が東京・品川で自営したデザイン会社時代のアルバイトが大沢さんで、国府津へ車で行きうどんを食べる仲だという関係にも触れる。僕は同じ大学の隣の研究室『水辺暮らし』(グループでイベント型)とは違い、自分は一人で各地を巡りインタビュー調査するタイプだと説明。亀倉は紹介できるキーマンとして小田切美穂・二宮の新藤修さん・庄司さん(真鶴の『美の基準』を作った大磯大町在住の先生と親しい)らを挙げ、空き家活用の現実的難しさ(所有者が手放さない/空き家バンクの機能不全)にも言及。最後に、今後は物々交換で力仕事・チラシ配り・養鶏のウッドチップ入れなどを手伝う約束を交わした。
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#2969
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大磯・二宮・茅ヶ崎のキーマン論。亀倉は原さん(原大祐)をキーマンと認めつつ『俺が俺がでなくみんなで共有し、出たがりでなく、みんながリスペクトし合って持ち場でやる』雰囲気を作る人だと評する。亀倉自身が10年前、当時リーブスブレッド(パン屋)の2階で原さんがやっていた『大磯立ち飲み会』(大磯で何かやりたい人がプレゼンし、それをつまみに知らない人同士が飲む会)に何度か参加して人脈を得たと語る。小田切美穂さん(イラストレーター/磯小の周年、PTAで知り合い、山中に道を作ってしまうパワフルな人)、風さん(近寄り難い試作の人/ノトナイト主催、真の強い人)らに触れる。二宮のキーマンとして吉江さん(子どもの権利フォーラム代表、古民家で不登校の子の親のサロンを開く、夫は大工)、その先の橋本義也さん(茅ヶ崎、ビジネス抜きで学校に行かない子の場=ツリーハウス/ブランコのある家を開放、出すぎず皆を動かすファシリテーター型)を挙げ、茅ヶ崎が子ども選挙発祥の地であることも紹介した。